本文へ移動

建友社設計ブログ

研修旅行(大阪万博)

2025-05-16
最新
初日:午後から大阪万博視察
公式キャラクターの前で記念撮影
2025年5月16日(金)から18日(日)にかけて、社員研修旅行として 大阪万博に行ってきました。
広大な敷地に次々と現れる個性的なパビリオンたち。
建築設計に携わる者として、各国の表現力や構造技術に大きな刺激を受けました。特に木造で構成された巨大な「リング状の大屋根」は、素材の使い方やスケール感、そしてその下で展開される空間の開放感は想像以上です。各国のパビリオンでは、環境・医療・宇宙・都市など、未来に向けた課題と解決策が提示されており、「地球の未来に対して、自分たちが建築を通じてできることは何か?」を考える良い機会となりました。

トリスケルをデザインに取り入れた外観のアイルランド館
螺旋状の楽譜をモチーフにしたオーストリア館
3工区それぞれのゼネコンで異なる「貫接合」
大屋根リングのライトアップ(設計監修:藤本壮介)
2日目:朝から大阪万博視察
フランス館、アメリカ館、フィリピン館
雨の中、大行列のイタリア館
世界初の西陣織膜(高松伸)
夜は屋形船での夕食と夜景クルーズ
3日目:それぞれ大阪散策へ
こども本の森 中之島(安藤忠雄)
中之島美術館(遠藤克彦)
国立国際美術館(シーザー・ペリ)
光の教会(安藤忠雄展)
水の教会(安藤忠雄展)
今回、万博を視察し「いのち輝く未来社会のデザイン」というテーマのもと、各国パビリオンや日本独自の構造物が、サステナブル建築や循環型社会の実践例として高い完成度をもって具現化されていたことにとても感銘を受けました。
特に印象的だったのは、仮設建築でありながらも、その設計において「つくる」「使う」「壊す(再利用する)」という建築のライフサイクルが高度に意識されていた点です。
これは今後の建築設計においても、単なる意匠や機能性の追求にとどまらず、持続可能性と資源循環の観点が不可欠であることを再確認させられ、また、先進技術と建築空間の融合、そして情報・医療・環境・モビリティといった複雑な社会課題に対し、建築がどう応答できるのか、世界がそれぞれの文化と技術で表現していたことを感じ取る事ができ、とても有意義な視察となりました。
〒852-8117 長崎県長崎市平野町3番5号
TEL.095-847-8181
FAX.095-848-7692

●都市・環境コンサルタント
●建築設計・監理
●補償コンサルタント
●測量・設計・監理、開発申請

一級建築士事務所登録 第(17)-10334号
補償コンサルタント登録 補30号467号
測量業登録 第(3)-32156号
建設コンサルタント登録 建27 第9607号

TOPへ戻る